Ikehata Yasuyuki
池畑 泰之


2015年中途入社
特別養護老人ホームラスール苗穂
新規事業担当

働きながら学べる環境にあこがれて

この福祉業界では、若い方や年配の方とのやり取りが多く出てきます。年齢の違う人と一緒に行動することを通じて、相手の考え方や姿勢、思考などたくさんのことを学びました。自分の中での固定観念だけでは、決して解決することができない問題も、たくさんの方と交流を図ることで、その年代のことも少し触れることができ、少し寄り添った形で物事を考えることができました。

社会人として最初は、「何かあっても人のせい」と、自分のことを棚にあげてしまうことがありました。謙虚さを失い、自分勝手になっていた時を思い出し、今ではようやく、常に学ぶ姿勢をもち自分自身を変えようと考えました。同じ職場で働き続けることで、仕事に対する姿勢も変わったと思います。

人との繋がりを大切にしたい

人は人生において3万人と出会うと言われております。この数字は決して多くはありません。今まで仲良くしていた人や気まずくなって疎遠になった人、少し苦手な人など沢山いたと思います。しかし自分自身の人生を振り返ってみると、その方と出会う確率は本当に低いです。「ありがとう」という感謝の気持ちは伝えずに疎遠になっていませんか。今まで私に関わっていた方に対して本当に感謝しております。人と人との繋がりを「貴重な出来事」として大切にして、誰かと接点をもったのであれば、「3万人のうちの1人だ」と思ってください。きっと感謝の念が湧き、これからは少し丁寧に接するはずです。出会いたくなかったという人もいるかと思いますが、それでも得るものはあります。自分の人生の質を上げるためにも無駄なものはないと考えていくのも良いと思います。

一緒に達成した喜びを感じたい

「自分が楽しいと周りも嬉しくなる、周りが楽しいと自分も嬉しくなる」喜び、感動、幸せの分かち合いは自分の幸福度を向上させます。仕事をしていく上で大切なことは、スタンドプレーではなく、チームとして物事を捉え仕事をしていくことだと思います。一緒に気持ちを分かち合えるそんなチームを作りたいと思っております。楽しいことも辛いことも一人で味わうのではなく、誰かと一緒に共有できれば、気持ちも繋がってくる。自分がやっと巡り合えた職場ですから、自分の職場の雰囲気は自分たちで良くしていきませんか?

池畑泰之

プロフィール

卒業後、介護老人保健施設で介護職、支援相談員を経験。その後、グループホームでユニットリーダー、介護支援専門員、管理者を経験。湖山医療福祉グループの理念に惹かれ、2015年湖星会に入職。静岡県の特養の開設、札幌の特養の開設に携わる。札幌では生活相談員、事務長、副施設長等を経験。現在は令和4年3月に開設するラスール苗穂リバーサイドの開設準備に携わっている。座右の銘は「人との出会いは全て財産」